ASUSのPCやノートパソコンを使っていると、いつの間にか容量が足りない状態になってしまい、「どうすればいいのか」と困ってしまうことがありますよね。
特にROG Allyのようなゲーミング用途では、SSDの容量不足やVRAM設定によって快適にプレイできなくなるケースも少なくありません。
また、データが多くなるとPCが重く感じられるため、動作を軽くするための工夫も必要になります。
この記事では、ASUS製のパソコンやROG Allyで容量不足になった場合に、SSD換装やSDカード活用を含めて簡単に容量を増やす方法をわかりやすく解説します。
ASUSのPCやノートパソコンの容量を増やすための基本対策
- PCの容量が足りないときはどうすればいい
- ストレージ容量不足 どうしたらいい
- 128GBのストレージはどのくらいの容量ですか?
- 容量が足りないとどうなる
- ASUSのノートパソコンを軽くするにはどうしたらいい
- 外部ストレージへの移動で容量確保
PCの容量が足りないときはどうすればいい

PCの容量が不足してきたときは、まず「どこにどれだけ容量が使われているのか」を把握することが最優先です。
多くの方が、知らず知らずのうちに使わないファイルやアプリケーションをため込んでしまい、結果的に空き容量が圧迫されてしまいます。
このような状況を改善するためには、まずWindowsの「ストレージの設定」や「ディスクの管理」機能を使って、ドライブごとの使用状況を確認しましょう。
そこで大きな容量を占めているのが、一時ファイル・不要なアプリ・個人データ(写真、動画、ダウンロードフォルダなど)であることが多いです。
一例として、ストレージセンサー機能を利用すれば、自動で一時ファイルやごみ箱のデータを削除できます。
また、使用していないアプリをアンインストールすることで、数GB単位の空き容量を確保できる場合もあります。
あわせて、個人データを外付けストレージやクラウドへ移動するのも効果的です。
ただし、これらの方法で空き容量が増やせるのは一時的で、根本的な解決とは言えません。
特にWindows Updateなど、システム的に避けられない容量の消費が継続する場合、いずれ再び容量不足に陥ります。
このため、長期的な視点では内蔵ストレージの増設や、より大容量のSSDへの換装を検討するのが現実的です。
もし換装が難しい機種であれば、SDカードスロットやUSBポートを活用し、外部ストレージをうまく組み合わせることで、日常的な容量不足から解放されるでしょう。
ストレージ容量不足 どうしたらいい
ストレージの空き容量が足りないというメッセージが表示されると、急に不安になる方も多いでしょう。
この状態を放置すると、ファイルの保存ができなくなったり、アプリが正常に動作しなくなったりすることがあります。
最悪の場合、OSの動作そのものが不安定になる可能性もあるため、早めの対処が必要です。
ここで重要なのは、「何を削除すれば安全か」「何を移動すべきか」を正しく見極めることです。
例えば、動画編集ソフトやゲームなどの大容量アプリケーションが入っていれば、アンインストールすることでかなりの空き容量を確保できます。
不要なアプリを削除する際は、「インストール済みアプリ」をサイズ順に並べて見直すと効率的です。
また、一時ファイルやキャッシュデータは意外と多くの容量を消費しています。
Windowsの「ディスククリーンアップ」機能や、「設定」→「記憶域」→「一時ファイルの削除」などの操作で、手軽に削除することができます。
これらはシステムが自動的に再生成するファイルなので、削除しても問題はありません。
もう一つの選択肢として、重要なデータを外付けSSDやクラウドストレージに移動する方法もあります。
ただし、外付け機器に依存しすぎると持ち運びが不便になったり、接続ミスによるトラブルが起きる可能性もあるため、使用環境に応じて使い分ける必要があります。
最終的に、こうした対応を一通り行っても改善が見られない場合は、ストレージの増設を検討する段階に入ったと考えてよいでしょう。
内部にM.2スロットなどの空きがあれば、追加のSSDを取り付けることで根本的な解決が見込めます。
逆に内部拡張が難しい場合は、ストレージの使い方を抜本的に見直す必要が出てくるかもしれません。
128GBのストレージはどのくらいの容量ですか?

128GBのストレージは、一般的な用途であれば最低限の容量として機能しますが、使い方によってはかなり早い段階で不足を感じる可能性があります。
これは、ストレージ全体のうち実際に使える容量が限定されているためです。
例えば、128GBのうち、初期状態で約20~30GBはWindowsのシステムや回復領域、メーカー独自のソフトウェアなどに割り当てられています。
このため、実質的にユーザーが自由に使えるのはおよそ90~100GB前後に留まります。
さらに、Windows Updateやキャッシュ、テンポラリファイルが自動的に蓄積されることで、空き容量は徐々に減っていきます。
日常的にWordやExcelを使う程度の軽い用途であれば、しばらくは問題ありません。
ただし、写真や動画の保存、音楽ファイルの取り込み、ゲームのインストール、または画像・動画編集ソフトの使用などが重なると、一気に容量が埋まってしまいます。
特に動画ファイルは1本で数GBになることも珍しくありません。
加えて、128GBの容量では、Windowsの大型アップデート(Feature Update)を適用するための一時的な空き容量が不足し、更新できないこともあります。
このような事態に備えるには、定期的な不要ファイルの整理が欠かせません。
このように考えると、128GBは「最低限動作させるための容量」と言えるでしょう。
長く使い続ける予定がある場合や、将来的に使用アプリやデータが増えることが予想されるのであれば、最初から256GB以上のストレージを搭載しているモデルを選ぶか、後から増設できる機種を選ぶことが望ましいといえます。
容量が足りないとどうなる
ストレージの容量が不足すると、PCの動作にさまざまな支障が出始めます。
最初に現れるのは、動作が重くなる・遅くなるといった現象です。
これは、Windowsが処理に必要な一時ファイルを保存する「作業領域」としての空き容量が足りなくなるために起こります。
特に、メモリ(RAM)が不足した際にストレージを補助的に使う「仮想メモリ」の確保ができなくなると、アプリの起動すら難しくなることもあります。
さらに深刻な影響としては、Windows Updateやソフトウェアのインストールができなくなったり、ファイルの保存に失敗したりするケースがあります。
例えば、重要なセキュリティアップデートのインストールができなければ、ウイルスや不正アクセスに対して脆弱な状態が続く可能性も否定できません。
加えて、大容量を必要とする作業(動画編集やゲームプレイなど)も、途中でエラーが発生しやすくなる傾向があります。
一方で、クラウドストレージと連携している場合も注意が必要です。
ローカルに一時ファイルを展開する処理が必要なクラウド系アプリは、空き容量が足りないと同期やファイルの表示すらできなくなることがあります。
これは、「クラウドに保存しているから安心」と思っていても、ローカル側に影響が及ぶ例として見逃せません。
このように、容量不足は単なる保存の問題にとどまらず、システム全体の安定性や安全性にも関わる重要な要素です。
定期的な整理や、容量の増設を意識することが、PCを快適に保つための基本となります。
ASUSのノートパソコンを軽くするにはどうしたらいい

ASUSのノートパソコンを「軽くする」というと、2つの意味があります。
1つは「物理的に軽量なモデルを選ぶ」という意味、もう1つは「動作を軽くする=快適に使える状態にする」という意味です。
ここでは後者、つまり動作を軽快にするための方法について説明します。
まず最初に行うべきは、不要なアプリケーションの整理です。
プリインストールされているソフトや、使わなくなったフリーソフトが溜まっていくと、起動時の負荷が増え、全体の動作に悪影響を及ぼします。
「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」からサイズ順に並べることで、容量を圧迫しているアプリを把握できます。
次に、スタートアップの見直しも重要です。
PC起動時に自動で立ち上がるプログラムが多いと、ログイン後に動作が重く感じる原因になります。
タスクマネージャーの「スタートアップ」タブから、不要な項目を無効にすることで改善が期待できます。
また、ストレージの空き容量を確保することも、軽快な動作に直結します。
一時ファイルやごみ箱、ダウンロードフォルダなどを定期的に削除するのが効果的です。
Windowsの「ストレージセンサー」機能を使えば、自動で不要ファイルを削除してくれるため、初心者にも扱いやすいでしょう。
加えて、常駐ソフトを必要最小限に抑えることも、動作軽量化には欠かせません。
セキュリティソフトやクラウド同期アプリが複数同時に動いていると、バックグラウンドでメモリやCPUを使い続けてしまいます。
使用頻度の低いアプリは、手動起動に切り替えることで負荷を減らせます。
最後に、パフォーマンスが改善しない場合は、物理的なアップグレードも選択肢に入ります。
機種によってはメモリの増設やSSDの換装が可能な場合があり、これにより大幅な速度向上が期待できます。
ただし、分解や交換作業には一定の知識が必要となるため、無理のない範囲で取り組むことが大切です。
外部ストレージへの移動で容量確保
外部ストレージを活用することで、パソコン本体の容量を効率よく確保することができます。
特に、容量の小さいノートパソコンやタブレットタイプのPCを使用している場合、本体ストレージだけでは足りなくなる場面がすぐに訪れます。
こうしたときに外部ストレージを導入すれば、大きなデータを移動させることで内部ストレージの空きを作ることが可能です。
このとき使える外部ストレージには、USBメモリ、外付けHDDやSSD、そしてSDカードなどがあります。
日常的なドキュメントや写真・動画ファイルの保存先としては、USBメモリやSDカードでも十分です。
一方で、頻繁にアクセスするデータや、大容量のファイルを扱う場合は、転送速度が速く耐久性にも優れた外付けSSDがおすすめです。
例えば、PC内の「動画」や「写真」フォルダをそのまま外付けストレージにコピーし、元データを本体から削除することで、大幅な空き容量を確保できます。
さらに、必要なときだけ外部ストレージを接続して閲覧や編集を行うという使い方にすれば、普段の作業にも支障が出にくくなります。
ただし、外部ストレージにデータを移動する際はいくつか注意点があります。
まず、ファイルを移したあとに「ごみ箱」を空にしないと、実際の容量は回復しないことがあります。
また、ファイルを移動したあとに元データを削除せずに残しておくと、結果的に容量は減らないままです。
不要になったコピーは、きちんと削除しましょう。
もう一つ気をつけたいのは、外部ストレージを使うことで「常に接続しておく必要があるデータ」が増えてしまうことです。
例えば、音楽ライブラリや動画編集ソフトの作業ファイルを外部に置いていると、ストレージを外したときにアプリが正常に動作しなくなることがあります。
このため、外部に移動させるのは「常に使わないけれど残しておきたいデータ」が基本です。
このように考えると、外部ストレージの活用は「使わないけれど削除もしたくない」データを整理する手段として非常に効果的です。
容量が限られたASUSのノートパソコンなどでは、特に有効な方法の一つといえるでしょう。
定期的にデータを見直し、外部に移動させる習慣をつけることで、PC本体をスムーズに使い続けることが可能になります。
ASUS ROG Allyの容量を増やすなら検討したい方法
- ROG Allyの容量を増やすにはどうすればいい
- ROG AllyのSSDの最大容量は
- ROG AllyのVRAM設定は
- ROG AllyはSDカードに対応しているか
- ストレージのパーティションを拡張する方法
- 不要なアプリをアンインストールする方法
ROG Allyの容量を増やすにはどうすればいい

ROG Allyの容量を増やす方法はいくつかありますが、最も効果的なのは内蔵SSDの換装です。
ROG Allyは、通常のノートパソコンやタブレット型PCとは異なり、ゲーミング用途を想定したポータブルPCのため、大容量のゲームやデータに対応するために容量の増設が必要になるケースが少なくありません。
まず、ROG AllyにはM.2 2230という特殊なサイズのSSDが搭載されています。
容量不足を感じた場合、このSSDをより大容量のものに交換することで、Cドライブの容量を物理的に増やすことができます。
交換作業には、精密ドライバーやピックのような開閉ツールが必要ですが、構造自体は比較的シンプルで、注意深く作業すれば初めてでも可能です。
換装後は、Windowsを再インストールするか、クローンソフトを使って元のドライブ内容を新しいSSDに移行します。
もし本体の分解が不安であれば、microSDカードや外付けSSDを使って外部ストレージを追加する方法もあります。
特にmicroSDカードはROG Ally本体にスロットが用意されているため、手軽に拡張できる手段として人気です。
ただし、microSDカードはSSDと比べて読み書き速度が遅いため、ゲームデータの保存やインストールにはやや不向きな面があります。
あくまで文書、画像、動画などのデータ保存用として使うのが理想的です。
外付けSSDはUSB-Cポートを介して接続可能で、高速な転送速度を確保できますが、持ち運びの際に取り扱いに注意が必要です。
また、電源供給との兼ね合いでドッキングステーションが必要になる場面もあります。
このように、ROG Allyの容量不足を解消するには、「本体のSSD換装」「microSDカードの追加」「外付けSSDの活用」といった複数の選択肢があり、用途やスキルに応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
ROG AllyのSSDの最大容量は
ROG Allyに搭載できるSSDの最大容量は、現在の技術的制限と本体設計を踏まえると最大2TBまでが実用的な上限とされています。
具体的には、M.2 2230規格のNVMe SSDを使用する必要があり、これがROG Allyで対応している唯一の内蔵ストレージ形状です。
この「2230」というのは、幅22mm・長さ30mmのサイズを意味しており、一般的なノートパソコンでよく使われる「2280」(長さ80mm)のSSDとは異なります。
2230タイプは選択肢が少なく、価格もやや高めですが、主要メーカーからは1TB〜2TBのモデルが販売されています。
たとえば、Micron 2400シリーズやSabrent Rocketなどが、ROG Allyとの互換性が確認されている製品の一例です。
ただし、SSDを2TBに換装するには、技術的な知識と慎重な作業が求められます。
カバーの取り外しからバッテリーのケーブルを抜く作業まで含まれるため、自信がない場合は専門業者に依頼するか、取り扱いに慣れた人に相談するのが安全です。
また、容量が大きくなると消費電力や発熱の増加も懸念されます。
ROG Allyはポータブル機器でありながら高性能を実現していますが、放熱設計には限界があるため、高容量SSDの使用によりバッテリーの持ちや本体温度が影響を受ける可能性もゼロではありません。
いずれにしても、ROG Allyで容量を最大限活かしたい場合は、2TBのM.2 2230 SSDが現実的な最大ラインと理解しておくとよいでしょう。
ROG AllyのVRAM設定は

ROG Allyでは、専用のグラフィックカードではなく、APU(CPUとGPUの統合チップ)によりグラフィック処理が行われます。
そのため、VRAM(ビデオメモリ)は独立したメモリとして存在せず、システムメモリ(RAM)の一部をGPU用に割り当てる仕組みになっています。
これは「共有メモリ」とも呼ばれ、ノートパソコンやモバイルPCでは一般的な方式です。
このVRAMの割り当て設定は、BIOS(UEFI)で手動変更が可能な場合があります。
ROG AllyのBIOSにアクセスするには、電源ボタンと音量ボタンを組み合わせて起動し、Advancedモードに切り替えることで、VRAM関連の設定項目にアクセスできます。
ただし、モデルやBIOSのバージョンによってはVRAM設定が非表示または固定されていることもあります。
一般的には、512MB〜2GB程度のメモリをGPUに割り当てられるようになっており、グラフィック性能が求められるゲームやアプリケーションでは、割り当て容量を増やすことで描画がスムーズになることがあります。
ただし、RAM全体からVRAMを確保するため、設定値を大きくしすぎるとシステム側のメモリが不足し、逆にパフォーマンスが低下する恐れもあります。
また、Windows側のタスクマネージャーや設定画面でも、使用中のVRAM(専用・共有)の確認が可能です。
これにより、アプリケーションごとの負荷や、設定変更の効果を視覚的にチェックすることができます。
このように、ROG AllyのVRAM設定は固定ではなく調整可能な場合もあるため、使用環境に応じて適切に割り当てを見直すことで、より快適なグラフィック体験が得られるでしょう。
ただし、無理な設定変更は動作不安定の原因になるため、慎重な判断が求められます。
ROG AllyはSDカードに対応しているか
ROG AllyはSDカードに対応しており、microSDカードスロットを本体の側面に搭載しています。
このスロットはUHS-II規格に対応しており、比較的高速なデータ転送が可能な仕様です。
そのため、ゲームのデータファイルや動画、音楽、画像といったメディアデータの保存先としてmicroSDカードを利用することができます。
このようにSDカードが使えることで、本体ストレージの容量が足りないと感じた際に、すぐに保存先を増設できるのは大きなメリットです。
特に、ROG AllyのようなポータブルゲーミングPCは、内蔵SSDの容量が限られているケースが多いため、microSDカードによる拡張は非常に有効な手段となります。
ただし注意したい点もあります。
まず、SDカードの読み書き速度はSSDに比べるとどうしても遅くなりがちです。
そのため、大容量のゲームをインストールしてSDカードから直接実行しようとすると、ロード時間が長くなるなどの影響が出る場合があります。
保存用やバックアップ用途には適していますが、ゲーム本体のインストール先としては最適ではないかもしれません。
また、SDカードは外部メディアのため、取り扱いにも注意が必要です。
頻繁に抜き差しを行うと、接点が摩耗したり、データ破損の原因になったりする可能性があります。
挿しっぱなしで使うのが安全です。
このように、ROG AllyはmicroSDカードにしっかり対応しており、用途を考慮しながら上手に活用することで、本体ストレージの容量不足をカバーする手助けになります。
ストレージのパーティションを拡張する方法

ストレージのパーティションを拡張することで、より多くのデータを保存できるようになり、Cドライブなどの容量不足を解消できる可能性があります。
Windows 11/10 では、標準機能として「ディスクの管理」ツールが搭載されており、これを使ってパーティションの拡張が可能です。
まず最初に、[スタート] メニューから「コンピューターの管理」と検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
続いて左側のメニューから「ディスクの管理」をクリックすると、PC内のすべてのストレージ構成が一覧表示されます。
パーティションを拡張したいドライブ(例えばCドライブ)を右クリックし、「ボリュームの拡張」を選びます。
このとき、隣接する未割り当ての領域が存在していないと拡張はできません。
つまり、Cドライブの隣に未割り当て領域がない場合、まず他のパーティションを削除して未割り当て領域を作成する必要があります。
その後、[ボリュームの拡張ウィザード] の指示に従って拡張サイズを指定し、完了すれば容量が増えたことを確認できます。
ただし、データを削除して未割り当て領域を作る場合には、必ず事前にバックアップを取りましょう。
操作を誤ると大切なファイルが失われる恐れがあるためです。
また、パーティション操作はシステムに直接影響する作業です。
操作中に電源が切れるなどするとシステムが起動しなくなる可能性もあるため、安定した電源環境で行うことも大切です。
このようにして、安全に手順を踏めば、ストレージのパーティションを拡張することで使い勝手の良い環境を維持できます。
不要なアプリをアンインストールする方法
パソコンの動作が遅くなったり、ストレージの空き容量が少なくなったと感じたときは、不要なアプリのアンインストールを検討するとよいでしょう。
特にASUSのノートパソコンやROG Allyのように容量が限られたデバイスでは、使用していないアプリが意外と多くの容量を占有していることがあります。
まずは、[スタート] ボタンを押して検索バーに「アプリと機能」と入力し、表示された項目を開きます。
すると、現在インストールされているアプリ一覧が表示されます。
この中から不要と思われるアプリを見つけ、クリックすると「アンインストール」ボタンが表示されますので、それを選択して削除します。
アプリの選別に迷う場合は、「並べ替え」メニューから「サイズ(大きい順)」に切り替えるのが効果的です。
これにより、容量の大きなアプリから順に確認できるようになります。
特に試用版のソフトや、長期間使っていないアプリ、プリインストールされていたが使っていないアプリなどが見つかるかもしれません。
注意したいのは、必要なシステムツールやドライバー関連のアプリを誤って削除しないようにすることです。
不安な場合は、アプリ名をネット検索して役割を確認してから判断すると安心です。
また、アンインストールした直後は、アプリ本体が削除されても関連するキャッシュや一時ファイルが残っている場合があります。
可能であれば、専用のクリーンアップツールを使って、残留データも一緒に削除すると、より確実に容量を回復できます。
このように、不要なアプリを整理することで、ストレージ容量を確保しつつ、パソコンの動作を軽く保つことができます。
定期的にアプリ一覧を見直す習慣をつけておくと、常に快適な作業環境が維持できるでしょう。